一方で、世界的なカネ余り期待から投資マネーは幅広い金融資産に流れ込む。米調査会社EPFRグローバルによると、2月8日までの1週間で新興国の債券ファンドは約18億ドル(約1400億円)の資金流入超となり、週間ベースで過去最高を更新した。

 世界の株式ファンドも10カ月ぶりの流入超を記録。世界のマネーの流れが高リスクの金融資産にシフトしている証左だ。

 2014年終盤までゼロ金利を続けるという米連邦準備理事会(FRB)の緩和強化を受け、米長期金利は2%前後と歴史的な低水準で推移する。低金利の持続もマネーをより利回りの高い株式などに向かわせる一因だ。